2015年8月8日土曜日

湖北観音ツアーの前に ~柏原阿弥陀堂~

ツアーに参加する日の朝、ツアーの集合時間の前に、柏原阿弥陀堂を訪れてきました。本当は前日に回りたかったのですが、ここはこの観音まつりの日にしか開帳しないことがわかったのです。祭りの日は8時45分から開帳。ツアーの集合時間は9時半。なんとかぎりぎり間に合いそうです。柏原阿弥陀堂が駅から徒歩15分ほどで、巡回バスを利用しなくても行ける距離であることも幸いしました。本当は行きは巡回バスを利用しようと思ったのですが、巡回バスは1500円の一日パスを購入しないと利用することができないことわかり、急遽行きも帰りも歩くことにしたのです。

8時半前だというのにすでに気温はぐんぐん上昇しています。柏原阿弥陀堂に到着した頃にはすでに汗だくです。まだ時間は8時45分になっていませんでしたが、すでに準備はできているようで、お堂の中に入ることができました。

柏原阿弥陀堂の野神さん
柏原阿弥陀堂のお堂
ここに来たかったのは、ここには阿弥陀如来を始め、薬師如来、日光・月光菩薩、そして十二神将という私の好きな仏像たちが揃っているからです。十二神将がいるのであれば行かないわけにはいきません。それほど大きくはないお堂ですが中には三つの厨子があり、中央の厨子には阿弥陀如来、左側の厨子に薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将がいらっしゃいます。

阿弥陀如来 顔がはっきりしないのが残念

阿弥陀如来を始め、薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将すべてがなかなかいい感じでした。日光・月光菩薩は少しスマートな感じの細面で優しさというよりはキリッとした印象を受けます。十二神将は高さが20センチほどでしょうか、可愛らしいミニチュアの十二神将たちです。それでも表情は十二神将らしく周りを睨みつけていて、小さいながらもなかなか貫禄がありました。

黄金のフォーメーション
小さいながらも表情は厳しい
なかなかいい表情をしています

今回、高月の観音様を巡ってきて驚くのは、ほとんどの場所で写真撮影がOKということです。「撮影禁止」と書かれているときもあるのですが、「ダメですよね?」と聞くと、ほとんどの場合「いいよ、いいよ、撮っても大丈夫」と言ってくれます。確かに仏像に向かってパシパシ撮るのはあまり良いことではないとは思うのですが、なかなか会うチャンスのない観音様たちですし、本にもほとんど載っていないものばかりですので、やはり写真撮影がOKというのは嬉しいものです。柏原阿弥陀堂でもずいぶん撮ってしまいました。

急ぎ足でしたが、訪れることができて良かったです。ツアーの集合時間も迫ってきていたので、9時過ぎに柏原阿弥陀堂を後にしました。機会があればまた訪れてみたい場所です。







0 件のコメント:

コメントを投稿