2015年8月10日月曜日

湖北観音巡りツアー② ~観音まつり~

昼食の前に寄ったのは石道寺と己高閣と世代閣です。こちらは以前にも訪れたことがありますが、今回は石道寺の人の多さに驚いてしまいました。

石道寺を以前に訪れたのは紅葉の季節で人は多かったものの、ほとんどの人たちは紅葉が目当てだったようで、石道寺のお堂内は誰もいなかったのです。静かにお堂の中に座り、一人でこの娘さんのような清楚な観音様を見つめていることがてきました。ところが今回は皆さんが観音様を拝観しに来ているのです。お堂の中は人でいっぱいですし、一人一人が観音様近くまで行って用意された懐中電灯で照らすものですから、長い列ができなかなか前へすすみません。そしてお堂の中は冷房などあるわけもなく、立っているだけで汗が噴き出てきます。それでも私も近くまで行ってきました。また寒くなったら来ようかな、と思いました。自分勝手な願いですが、仏像の前ではやはり静かに見つめていたい。そう思ってしまうのです。寒さと静けさの中で、しんとした中で仏像を拝観したいと改めて思いました。

石道寺へ
緑がまぶしい石道寺
己高閣と世代閣は仏像たちの収蔵庫になっていますので、冷房も利いていますが、人ももちろん多いです。こちらも以前に訪れたことがあるので、そのときのことを思い出しながら見て回ります。

このツアーにはボランティアガイドが同乗しているのですが、お寺やお堂内での説明が一切ありません。さらには集合時間も明確にしてくれないので、どのくらいゆっくり拝観していていいのかもわかりません。周りの人に迷惑をかけたくないからとさっさと戻るようにしていたのですが、皆さんが同じように考えていたのか、予定よりも一時間近く早い時間で見学が進むことになってしまいました。暑いからみんな早く戻ってきてしまうからな、とガイドのおじさんは笑って言いますが、あなたが時間を明確にしてくれればもう少しゆっくり見るのに、と突っ込みを入れたくなりました。一生懸命やってくれているのはわかるのですが、元校長とは思えない段取りの悪さでした。

昼食は己高閣と世代閣近くの己高庵という場所で頂きました。まあ、普通の団体用の昼食です。滋賀の特産品が出るわけでもありませんので、可もなく不可もなくといったところでしょう。
午後はまず尾山釈迦堂に寄り、渡岸寺で国宝の十一面観音を拝観し、米原へ移動しながらの観光になります。


道端に咲く百合

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