2015年11月23日月曜日

室生寺三昧と紅葉 その③ 2日目ライトアップ

2日目は夕方に室生寺へ向かいました。室生口大野のを15時25分発のバスに乗り込み、今日も室生寺へ向かいます。

中途半端な時間でしたが、室生寺の太鼓橋の手前にある橋本屋で遅い昼食兼早い夕食を頂きました。初めて山菜そばを頂いたのですが、そばが柔らかめだったので、私の好みからは残念ながら外れてしまいました。ただ、ここのとろろ汁は個人的にとても気に入っているので、単品で注文してしまいました。体の内側から暖まるので、この時期にはとてもいい感じです。

ライトアップにはまだ早いので金堂へまずは向かってみると、網代僧侶と職員の方がちょうどライトアップの準備をしているところでした。すでに小雨がぱらついているあいにくの天気でしたが、灯籠にはろうそくの火を灯すようです。職員の方も顔を覚えて下さっていて、昨日も来てましたよね、と。これだけ足蹴く通う人も珍しいでしょうから。

ライトアップ前 暗すぎる・・・

16時半には五重塔の階段下にスタンバイしました。雨足はそれほど強くなく、時折止んだりもするのですが、一眼レフを持つ身には少し厳しいものがあります。だからと言って止めるつもりもないのですが。

17時前に突然ライトがパッと点灯しました。あれ、鐘の音が合図ではなかったっけ?と思ったのですが、どうしたのでしょうか。ただ、階段ではまだ職員の方が最後の履き掃除をされていて、ライトが点灯したとき、あれっ?という仕草をしていたので、やはり早すぎたのかもしれません。途中で仕事を止めるわけにはいきませんから、職員の方もガシガシと急いで掃いています。もしかして堀本さんかも、と思ってみていたところ、確かに堀本さんだったのですが、あっという間にいなくなってしまったので、声をかけそびれてしまいました。

再度、昇る龍 手前は湖を表しているのだとか

雨が降っているという条件下でも、がんばってシャッターを押してきました。三脚は重いので持ち歩きません。ですから、石塔や柵などを利用してカメラを固定しながらがんばってシャッターを切ります。出来不出来は現像してからのお楽しみです。

昨日が遅かったこともありますし、雨のためベンチに座って鑑賞することもできず、この日は早めに切り上げることにしました。帰りに仁王門近くの納経所で網代僧侶を見かけたので、今日はこれでお暇します、と伝えると、いい写真は撮れましたか?と聞いてくれました。現像してからのお楽しみですね、と笑うと、今日は人数が少なかったのでは、と聞かれたので、写真は撮りやすかったかもしれないですね、と答えました。明日はどうやら休みを取っているとのことで、お会いできそうにないですが、またの機会があると思うのでそのときを楽しみにしたいと思います。

バスに乗り込み、また奈良の市内に戻ります。これだけ室生寺尽くしにするのだったら、もう少し近いところに宿を取れば良かったかな、と少し思ってしまいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿