西明寺の後は愛のりタクシーで河瀬まで行き、JRに乗り換えて近江八幡まで行き、そこからバスに乗って長命寺へ行ってきました。
何かの本で読んで知ったのだと思うのですが、あまりよく覚えていません。調べてみると、ここの参道はなんと808段もの階段を登るというではありませんか。室生寺の奥の院は400段弱です。それでも相当息があがります。長命寺はその倍以上。きついだろうなぁ、とはもちろん思いました。躊躇もしました。でも、今年は仕事柄、ちょっと足腰を鍛えておかなくてはならない事情もあり、808段で泣き言なんかいってられない!と、決意したのでした。
近江八幡から長命寺のバス停までは約25分で料金は490円でした。バス停を降りて少し行ったところ、目の前にど~んと上に延びる石段が現れます。808段としっかり書かれています。ここまで来て引き返すわけにはいきません。覚悟を決めて登り始めます。
参道の入り口 |
まだまだ続きます・・・ |
まだまだまだまだ続きます・・・疲れてぶれました・・・ |
ゆっくり登って行くのですがすぐに息はあがり、ゼーゼー言いながら登っていきます。もちろんあっという間に汗も噴き出してきます。それでも20分弱で登り切ることができました。
実は残り100段という辺りに駐車場があり、ここまで車で来ることが可能なのだそうです。もちろんその方が断然楽です。当たり前です。が、私は車を持っていませんし、長命寺は808段登ってお参りしましょう、と書くブログもあり、頑張ってきたわけです。ちょっとずるい気がしないでもないですが、年配の方にとってはありがたいでしょう。808段はあくまでも自己満足ですから。
長命寺の本堂は大きくてなかなか立派です。個人的に好きな檜皮葺の屋根ですし、修復工事を最近したという三重塔もなかなかいい感じでした。また808段登って来ただけあって、ここから見下ろせる琵琶湖もなかなか良かったです。湿度が高いのか少しうっすらとした感じではありましたが、ここまで登って来たのかぁ、とちょっと達成感に浸ってました。ただ、高い場所にある割にはあまり風が抜けなくて、じっとりと汗が出てきます。
高台から見下ろした長命寺全体 |
ここのご本尊は千手十一面観音像なのですが、遠くからガラス越しに見ることしかできないので、少し残念でした。これが普通なのかもしれませんが、近くで仏像を見ることが最近多かっただけに、ちょっと物足りない感じはします。
帰りも石段をずんずん降ってきました。明日は筋肉痛になるかもしれません。金剛輪寺でも登り、西明寺でも登り、長命寺では808段ですから。でも、登った甲斐はありました。
びわ湖を見下ろします |
近江八幡らしい橋の欄干 |
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