2014年12月4日木曜日

湖南三山 紅葉巡り 長寿寺編

湖南三山の二つ目は長寿寺だ。

善水寺の最寄駅の甲西駅から長寿寺や常楽寺の最寄駅となる石部駅までは一駅なのだが、走っている電車の本数が少なくて、まずは甲西駅で15分ほど待つ。さらには、石部駅で長寿寺へ向かうバスの出発を10分以上待つ。地方の観光を公共の交通機関だけで行おうとすると、相当待つことになる。その分、いろいろと考えたり、思いを巡らせたり、行ってきたところをもう一度思い起こしたりできるので、次から次へと移動するよりもしかしたら贅沢なのかもしれないと思っている。

さて、その長寿寺だが、善水寺以上に人がたくさんいた。受付を入ってからの参道がとてもきれいであり、さらには境内のもみじもなかなか見応えがあるためか、団体客の姿が目立つ。そんなこともあり、境内に入って仏像を拝観したはずなのに、まったく記憶からすっぽり抜け落ちてしまっている。善水寺の仏像も、次に向かう常楽寺の仏像も割と鮮明に覚えているのだが、長寿寺だけがない。

長寿寺の本堂
もみじと本堂

係の人はとても親切で、長寿寺から常楽寺へ向かう道を丁寧に教えてくれた。バスで移動しようと思っていたのだが、バスの時間まで30分近くあるのと、歩いて15分ほどだということで、歩いていくことにした。少し坂がありますよ、と言われた通り、まずはだらだらと坂を上っていく。そしてまただらだらと下って行ったところ、目の前に集落と田園風景が広がり、左手の奥の方に三重塔とお寺らしき建物が見えてくる。坂の感じからして、常楽寺から長寿寺へ向かう方がきつそうだ。長寿寺方面に歩いている人も数名見かけたが、少し辛そうだった。

そんなことで、長寿寺の記憶が写真のものくらいしかない。また機会があったら訪れて、本堂内をもう少し丁寧に拝観させてもらおう。




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