紫陽花の季節です。先週は頑張って京都日帰りをやってきたので、今回は鎌倉に行ってみることにしました。北鎌倉です。浄智寺、東慶寺、明月院とまわってくることにしましたが、もちろんどこも紫陽花で有名なところばかりです。特に明月院ともなれば大混雑は必至。どうなるかわかりませんが、閉門ギリギリに行くことにしました。
今回は紫陽花ももちろん大きな目的ですが、それよりきちんと仏像を見てこようと思っていました。鎌倉にはもう何度も訪問していますし、数年間は足蹴く通っていたと言っていいほど何度も訪れていたのですが、仏像にはまったく触れていなかったのです。その頃は鎌倉の雰囲気や花々を見るのが好きだったので、お寺に行っても仏像にはまったく目もくれませんでした。そんなこともあり、今回はきちんと仏像にもお会いしてこようと思ったわけです。
まず訪れたのは浄智寺です。北鎌倉駅周辺は、やはり多くの人でごった返していました。そして多くの人がカメラを片手に歩いています。浄智寺にも紫陽花目当てのカメラマンたちがたくさん来ていました。
浄智寺の庭? |
ひっそり佇む観音さま? |
額紫陽花がきれいでした |
でもまずは本堂へ。奈良や京都に比べるととても小さな本堂ですが、中には三躰の如来像が座していました。左から阿弥陀、釈迦、弥勒だそうです。外からしか拝観できないのですが、本堂が小さいので意外と近くに見ることができます。三躰とも如来像ですが、中央の釈迦如来が両脇の如来より幾分ほっそりしています。一般的に中央の仏像が一番どっしりしていると思うのですが、ここの仏像は逆でした。目の白眼と黒眼がしっかり見えるので、睨まれているというほどではありませんが、強い眼力を感じます。
ご本尊三体 |
そして、この本堂の裏手には観音菩薩立像があるのですが、小さなスペースに置かれていて、案内板がなければ見過ごしてしまいそうなほどです。こちらの観音像もなかなかいい感じの像です。
今回、どこにも撮影禁止のサインがなかったので、三躰の如来像とこの観音菩薩像の写真を撮ってしまいました。もしためだったらごめんなさい。
聖観音立像 |
紫陽花はきれいに咲いていましたが、一眼レフを取り出して写すほどの衝動にかられることがなく、スマホでブログ用の写真を撮るだけになってしまいました。花を撮るのは難しい、と最近つくづく思います。感性のままに撮れば良いのかもしれませんが、考え過ぎなのかもしれません。絵葉書のような写真を撮ってもつまらないのです。だって同じ構図であればプロの方がきれいに撮るに決まっているのですから。
そんなことを思いつつ、次の場所である東慶寺へ向かいます。
道端に咲いていた花 |
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