2015年12月25日金曜日

定例のシェムリアップへ


定例のカンボジア訪問です。今回はお正月に奈良へも行くので、カンボジア滞在はいつもよりは短めですが、それでも一週間はいるのですから文句は言えません。

今回の目的はもちろん機織です。年末年始のシェムリアップはものすごい混み方をするので、遺跡はアンコールワットくらいしか訪問する予定はありません。

ベトナム航空を利用したのですが、ホーチミンでまさかのディレイ。それも一時間以上。そしてさらには搭乗口が変更になりました。それだけならたまにあることなので仕方ないとは思うのですが、そのアナウンスがまったくないのです。最初に言われた搭乗口で待ち続けるも、搭乗予定時刻になってもゲートには係り委員が来ません。やっと制服姿のお姉さんが来た、と思ってホッとしながら見ていると、画面には別の便の表示がされてしまいました。周りも少しざわつき始めました。

仕方がないので、いったん搭乗口を離れてインフォメーションデスクへ向かいました。途中で見た出発ゲートを案愛する掲示板にも搭乗口の番号は表示されていません。インフォメーションに座っていたお姉さんに聞いてみると、憮然とした表情でチケットに何かを書き込みました。読み取れなかったので聞くと、ムッとした顔で「十から十二って書いてあるでしょう」と。以前にホーチミンの空港を利用したときに、職員の態度は悪いなあ、と思っていたのですが、今回も変化はないようです。社会主義の国だからなのでしょうか。

ただ、今回は言われた搭乗口に行ってもよくわからないので、客室乗務員と思われるお姉さんに再度声をかけてみると、彼女はとても丁寧に教えてくれました。まだ該当する機体がホーチミンに到着していないために、搭乗口が決まらないのだそうです。もう少し待ってみてください、と言われました。これくらいのトーンで話してくれるといいのですけれどね。別に日本のようなサービスを期待しているわけではないのですから。

聞いてから十分ほどで、画面に新しい登場ゲートが表示されました。まったく異なる搭乗口です。急いで移動しますが、他の乗客たちも同じ状況でバタバタしていました。それにしても搭乗口が変更になったこともアナウンスはなし。遅れることも、変更のこともアナウンスがないというのは驚きです。これが初の海外旅行の人や、個人旅行に慣れていない人は辛いだろうな、と思いました。利用者に優しくない空港です。

さて、シェムリアップです。さすがに暑いです。今年の日本は暖冬ですが、それでも気温はまったく異なります。シェムリアップに到着したときの気温は二十八度でした。

入国し荷物を受け取り外に出ると、なんとそこにはNくんの姿が。事前に、年末はどうしても忙しいのでNくんにお願いするのは難しいです、と言われていたのです。ところが、外に出ると見知ったNくんの姿が目に飛び込んできました。つい頬が緩みます。くるまにのりこみ、いっきにクメール語の世界に入ります。

Nくんの家族もNくんも元気そうで何よりです。それにしても、空港からホテルまでの道もずっと渋滞でした。本当に人が多いのだなあ、と実感してしまいます。

今回もお世話になるのはフランジパニ・ヴィラ。今回初めてネット予約をしてみました。それも奮発してプールビュー。これは大正解。もともと外の光が部屋に差し込まないと嫌な人なので、プールビューの部屋は最高です。それも最上階のプールビューだったので、ベランダに出れば遠くまで見渡せます。空が見える。これが本当に好きです。

さて、明日からはいよいよ機織りです。

プールビュー
フランジパニの外観
部屋からの眺め

朝焼け

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